父
そういえばなのだが。
父という存在が私には馴染みが薄い。
7歳の時に両親が離婚したが、離婚なんて珍しいことでは無い。
3組みに1組みは離婚するらしい。
このことについて、私は自分を不幸と思ったことが無い。
むしろ、母方の家で暮らすようになり、祖父母に可愛がられ、幸せだったくらいだ。
父には悪いが、その存在を思い出すことも、あまり無い。
ここであえて父について思い出してみる。
確か、沖縄の宮古島の出身だった。
宮古島をググって、フリー写真素材を持って来た。
随分と海が綺麗な美しい場所である。
3歳の頃に一度だけ行ったことがあるらしいが、全く覚えてない。
父は私の中のイメージでは、
レオンに出てくるゲイリー・オールドマンのような感じだ。
カッコイイのだが、やばいやつだw
残念ながら、私は母似なので、
そのワイルドなカッコよさも、ギラギラしたあぶなさも持ち合わせてない。
多少なりとも、その男らしい部分を引き継げたらとも思ったが、
地黒で睫毛が長く、すね毛が濃い辺りなんかは、沖縄の血を感じずにはいられない。
父のことはさておき、
母は私が小学校6年の時、再婚することになった。
再婚相手の義父とはその数年前から知り合いで、
私もよく一緒に遊びに連れて行ってもらっていた。
再婚する際も、特に抵抗はなかった。
ただ義父については、母の友達のおじさんという色合いが強く、
結婚後もそれは変わらなかった。
私もお父さんとは呼ばず、あだ名で呼んでいた。
一時、義父が嫌な時期もあったが、反抗期のようなものだったのかも知れない。
今は割と良好な関係にある。
実の子でも無いのに育ててもらったこと。
お金を工面してもらったこと。
ありがたいと思う。感謝している。
自分が同じことをできるかというと、なかなか難しいと思う。
自分がもしいつか結婚することになったらと、色々考えてしまう。
離婚だけはしたく無いなと思ってしまう。
でも、仕方ないなとも思ってしまう。
そもそも自分がまともな父になれるのかとか。
結婚しない方がいいのではとか。
結婚に対するネガティブイメージが強すぎだ^^;
しかし、取らぬ狸のなんとやら。
そもそも、相手がいないので無駄な悩みでした。
以上!